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ゲームってなんだよ。
ツクールRPGでね、らんだむダンジョンとざくざくアクターズってのがありましてね。
キャラクターがしっかり立っていて、シナリオが面白くて。
ぼかあ設定資料集だの、考察だのそういう細かい妄想というと失礼ですが。
そういう文章が大好きでね。
そのへんもしっかりしているというか。
いやそりゃゲーム内容も面白いですよそりゃ。
そんなゲームをクリアして思ったんですよ。ふとね。
この人達このあとどうすんのかなって。
プレイしていない時間は、ゲーム内時間が進まないわけじゃあないですか。
勝手に動き出すわけじゃあないんですよね。
作者が作って、それを我々がなぞるからこそ時が進むわけじゃないですか。
これってなんでしょう。ある種死のようなものかなあと。
命なき創作物に死生観を見いだせるというのは、創作者にとって素晴らしいことというかですね。
やってみたくなったんですよ。純粋に羨ましさを感じてしまったのです。
僕もそんな創作物に死生観を見出して頂けるようなものをね、作りたくなったのです。
別に小説や漫画でもいいじゃないかって、いやまああるんですけれどね。
小説ってのは基本的に我々が関与できない世界を上から覗いている気分なんです。
シュミレーターじゃないですけれど、それこそ異世界GODポジションですよ。
ゲームってのはね、自らが関与する権利が与えられているんですね。
だからこそ思い入れの感覚が多少違う。プレイすることが創作に繋がっているような自惚れを貰える。
ドジョウと俺の子供ができたらどうする?みたいなノリで作ればそりゃ早いんでしょうけれどね。
そりゃちょっと違うってことで。
そこでまあツクールをダウンロード致しまして。
Steamセールでずいぶん安くなるようですので、とりあえず体験版ですがね。
作り始めてみたのはいいんですが、これはなんというか。
無から何かを生み出す、いや無ってわけじゃないんですよ。
誰しも何かに影響されている以上、無ではないですよね。
僕もそういう土台はあれど、手作りチョコレートのようにはいかないんですよね。
どうしても有名店のレシピをなぞって、それこそ本気じゃないですよ?的なニュアンスでしか何かを作れない。
今作っているのも結局は過去のお母さんレシピを再現しているようなもので。
とりあえずはこれをある程度作って、手作りチョコレートに挑戦してみようかなと思う次第でございます。
まずは覇権アニメのエロ同人から初めて、そこから。
そんなんでもまあいいんじゃないんですかね。
スロットですけれど、リゼロは糞面白いと思います。