その瞬間は突然に訪れた。
人一人を殺すにはあまりにも大層な爆弾。
何も防具をつけていなかった彼は、粉々に砕け散った。
偶然にもその瞬間を目撃した私は、言葉すらなかった。
彼を失った我々は悲しみに明け暮れた。
彼は最後に「あーよく見るとサトウキビが足りてねえなコレ」といっていた。
最後の言葉にしてはあまりにも悲しいが、これが戦争の現実である。
偉大なる指導者を失った私達は、同士でありながら争い、殺しあった。
人々を支えることがいかに難しいか、力を手にした者の末路を示していた。
さみしげに3つならんだ墓をみて、1人になった世界で私は思った。
楽しかったMinecraft終わり。