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ルーターが壊れました。
東京時代から共に歩んできた相棒であるルーター。
このコレガには、私の数年間が詰まっていたのです。
そんな相棒を失った僕は、感傷に浸る時間がありません。
Wi-Fiが使えない環境というのは、思いの外不便なのです……。
今までWi-Fiどころか、スマートフォンすらない生活を10数年やってきたというのに。
タブレットとVitaが死に、スマートフォンは自分で走った方が早いくらいの3Gしか受信できません。
PCの接続もダイアルアップ接続の懐かし画面。
数ヶ月ぶりにAmazonで注文しました。
購入したのはバッファロー。
外付けHDDで嫌な思いを繰り返してきたバッファロー製品ですが、ほぼ選択肢がこれしかありませんでした。
NECは高い。コレガに至っては倒産したのかと思うくらい新製品が出ていません。
特に無線技術はかなりの進歩を遂げています。
"エアー回線"とバカにされていた時代はもう過去のこと。
紹介すべきは規格"11ac"、866Mbps、そしてビームフォーミングでしょう。
今まででは30MBが精々、安定もしなかった無線LANのスピードがなんと100MBを超えるというのです。
とんでもない時代になりました。
しかし、大きな問題があります。
この問題がある限り、やはりバッファローと言わざるを得ません。
我が家には対応機器がひとつもないのです。
スマートフォンはARROWSW13F、WiMAX(迫真)なら繋げますがそんな規格存在する以前の遺物です。
Vitaも未対応、我が家のHPプリンターすら未対応でした。
PCは有線接続です。
タブレットはAcerですが、これも未対応。家族のスマートフォンはiPhone5止まりなのでこれも未対応。
ルーターの機能として、常に2つの周波数を飛ばしているのですが使えないのでは意味がありません。
悪戯に脳細胞を破壊している殺人兵器です。
止めることも出来るのですが、止めてはこれを買った意味がありません。
ついていれば使いたくなるものです。例え意味がなくてもです。毎晩使うんです。
私のハードは時代遅れだと感じることになりました。
一昔前ならば、最新規格に対応していないなんて苦痛でしかありませんでした……。
ブルーレイディスクでなんとなくそれから開放された感があります。
結局我が家では使いもしない11ac電波が飛んでいる状況です。
この高性能電波を使う日は来るのでしょうか。