■
シンガポールへ旅行中な人からラインメッセージが届いた。
インターネットってすげえ!
ネットゲームでは外国人と戦ってるわけだしー、いやネットでも海外のサイトへ行くけどさあ。
ワシは飛行機にすら乗ったことがない人間。いまいち現実味はないよね。
世界をつないでいるんだ!と実感した瞬間であった……。
届いた写真はオリジナルのキャメル。シンガポールの写真ではなくオリジナルのキャメル。
今や日本では怪しい個人輸入業者でしか入手できないオリジナルなキャメル(ロテン調べ)。
東北大震災で消えてしまった銘柄の一つだけど、調べてみると日本のキャメルは日本verだったみたいやねえ。
全然味は違ったらしいよー。いやそのVerも吸ったことはないんだけれどさ。
ブラックホワイトは吸ったけど……どうしてもオリジナルがすってみたかった。
いや、味なんてどうでもいい!あのパッケージを手に!
俺が欲しいのはキャメルの味じゃなくて、あのラクダなんだ!
F1ファンにとってキャメルというのは、あのパッケージしか考えられんでしょー?
これやろ!絶対これやん!キャメルっていえばこれやん!!!!!!!
小さいころ家にあったF1の名機、ヘッドとニューウェイが作り上げたウィリアムズFW14B。
それをデフォルメした布製のぬいぐるみみたいなやつ。
F1を全く知らなかった幼少期、時には小さき私の枕になり、時にはボールになっていたマシン。
ドライバーのマンセルは何を思っていたのか、マクラーレンに移籍した。
とにかく僕にとってのF1マシンとはウィリアムズFW14、だからタバコといえばキャメル。
F1といえば残り続けたマルボロ、最近?だとアロンソルノーのマイルドセブンが記憶に新しいけれどそのイメージが消えることはなかった……。
消さなくてよかった……ついにその夢叶いあのパッケージを手に取れるだなんて夢のようです。
少年ロテンが抱き続けた「俺は二十歳になったらキャメルを吸うんだ」という夢が叶うのです!
チンケな夢だと笑えばいいさ!特別なことなんだよこれは!
問題なのはパッケージの3分の1に真っ黒な胎児の裸の写真があることと、無事に持って帰れるかどうかわかんないってこと。
シンガポールってのはペドのあつまりか?